Wir Lineal 2024 SS
Wir Lineal 初のフルラインナップでのコレクションとなります
概要含めて追記となります
* 無料の「テキスタイルブック」をご用意しております(以下詳細記載)
ご予約締め切り日
10 / 15(日曜日) 23:59
* 締切日以降は一切お受け出来ません
* お渡し予定は 2024. 4月中 を予定しております(アイテムごとの納期設定などはございませんのでご理解下さい)
Youtube Collection LIVE
10 / 7(土曜日)20:00 より
以下 事前ライブ(本コレクション前の布石的ライブとなります)
コレクション資料に関して
—– コレクションアイテム一覧、写真など詳細はこちらの会員専用ページに記載しております
* 会員様限定となりますので Web Store にて「ログイン」状態で閲覧可能となります
ノベルティ的マインド
当店ではすべてのご予約商品に対して無償でのキャンセル保証を設けています。
いかなる理由であっても「お気に召さない」場合は返品が可能です。(正当性がない場合は除きます)
予約という場合に単にお店としての売上の確保という名目ではなく「出来るだけ確実に手に入れて頂くため」と考えております。これが僕に出来る最大限のノベルティだと思っておりますので予約でのポイントアップ等はございませんがご理解頂ければと思います。
* お支払いはご指定がない場合すべて「商品お渡し確認後」となりますので御予約時にはポイントの使用、付与が出来ませんがお会計時にポイントの利用は可能です。(ポイント付与もお会計後に手動で行いますのでご安心下さい)
* 会員の皆様を信じているからこそ予約金、内金を頂かない予約方法となりますので大変申し訳ありませんが商品出来上がり後2週間以内のお受け取りとお支払いをお願い致します。入荷後のお取置もこれに準じます。お支払い希望時期等がある場合は御予約前に必ずご相談下さい。(ご予約商品の一括お渡し、分割お渡しなど事前ご相談にて会員様に合わせて対応致します=(例)ブーツとライダースを別の月に分けて欲しい、他のブランドの予約分とタイミングが被ったら別の月に分けて欲しいなど)
* ご来店が出来ない遠方の方へも精一杯の接客をしたいと思っておりますのでご予約に際してサイズ感など細かくご提案やご案内をさせて頂いておりますので長いやり取りが続くことをご容赦下さい。
* 各アイテムのカスタム内容やスペシャルオーダーについては各ブランドの通常コレクションに準じます。
ご不明点はお気軽にお声掛け下さい。(会員様へは別途専用メルマガにてリンク先をご案内しております)
Collection / Garage EDEN in Store
以下日程で店頭でもサンプルを実際にご覧頂くことが出来ます。(要来店予約 / 時間枠ごと2組まで)
10 / 7(土曜日)
12:00 – 13:45
14:00 – 15:45
16:00 – 17:45
18:00 – 19:30
*掲載時間以外をご希望の場合はお声掛け下さい
( 10 / 14、15 も来場可能となっております)
Over Lock Stich
Wir Lineal ではアイコン的に「意図的に糸を残す」デザインが多くあります
主に布帛(ファブリック)ではほぼ全アイテムの拝見やパンツの裾などにそのデザインとしてわざと演出的にステッチを未処理のように見せかけて長く垂れ下がらせています
もし「引っ掛かるのが嫌だ」や「デザイン的にあまり好みではない」という方の為に糸処理方法を T.M.G.E へまとめてみました
* 店頭または送付にて僕らが処理をしてお返しすることも可能ですのでお気軽にご相談ください
Textile Sample Book
Collection へ向けて 無料 のテキスタイルブックを製作致しました(Members Only)
実際に使用される生地をお手元に置きながらリアリティを持ってコレクションライブをご覧頂けるスペシャルパッケージとなっております
会員制という特殊なショップであるからこそ出来るコト、マインドだと考えております
* ポスト投函型の郵送となります
* 写真はプロトタイプでの撮影となります 送付の際にはさらに生地カラー等追加となります
生地見本製作の話をブログにしてみました
お時間あればこちらもご覧ください
—– 伝えるコト 出来るコト(生地見本ブック作り内職) _ 1/667
Thee OLD Mind.
Wir Lineal (リネアル)
designer / Blank
made in Japan.
Have a scale.
In my heart.
The left and right of its own weight on the plate are not always symmetrical.
Leave it to the tilt.
Have your own scale in your heart.
Have a heart to entrust.
秤を持つ
自分の心に
その皿上の自重の左右は常に対称であるとは限らない
傾きに委ねる
心の中に自分だけの秤を持つこと
委ねる心を持つこと
秤(天秤)の意を持つブランドネーム
まさしく
全くもって独自の考えと独自の立ち位置
それはある意味においてモノが単に流れの中で消費されていくことへのアンチテーゼでもあると言える
完全とも言える自己完結
本来的なモノの在り方はそういったモノで在って欲しいと僕も想う
始まりはパリだった
現地でコーディネーター役をしてくれた Mr & Mrs Kubo が僕に Aria と名乗る人間を紹介してくれたのが発端だった
「ウラノさんと気が合いそうだし、面白いことをやっているから少し会ってみない?」
僕は現地の言語を話すことが出来なかったから全て Kubo が通訳役(主にMrsだったけど)をしてくれて、彼女(Ariaは細くて肌の色が透明に近い白さを持った女性だった)の話を濃いめのコーヒーを飲みながら聞いていた
要約すればこんな感じだったと思う
「デザインベースは ” それぞれ ” に出し合ってそれをアウトラインとしての下敷きにして、あとは ” それぞれ ” の国、販売先へ向けて ” それぞれ ” のマテリアル、縫製技術、値段で作れば良い それでいてその ” それぞれ ” を統合した形で Wir Lineal という名前(それはある種の通称としても構わない)を持つのが良いと思っている」
別にそれは僕のデザイン力がどうこうというよりは、単に Kubo の知り合いということだけだったのかもしれないけれど(だって実際に僕が彼女に見せた自分のデザインは白シャツ1枚だったし)単純にその発想自体を僕が面白がって「やってもいいかな」という気持ちにはなった
パリから帰国のあとは最初のうちだけ Kubo を通してのやり取りを続けていたけれどその後は直接メールのやり取りを重ねた(Google翻訳だけど)ざっくりとしたアウトラインだけ決めたあとは本当に独自で進めることで合意したし、実際に費用面も含めて個別の負担なのであまり多くのやり取りをすることは単なる時間の消費でしかないとも思っていた
明確で正確な記録は残っていないけれど、今回のコレクションにあたり僕の手帳を辿って調べた感じだと僕が実際に Aria の初期作
—– Wir Lineal / リネアル / L1103/4109W105 / ドレスジップフーディ / Nicht mehr
—– Wir Lineal / リネアル / L1104/4110W106 / サルエルドレスパンツ #1 / Guckloch
この2点のセットアップを下敷きに日本用(というか別に僕は日本でこのブランドを広めようって大きな気持ちはないのであくまで自分の店、Garage EDEN 用(笑))へとパターンデザインを触り始めたのは 2018年 であった
最初に彼女に出逢ったのが 2017年 だったので手を進めるまで1年掛かっていた
記録を辿れば実際にファーストモデル(細部の縫製仕様以外は現在と主な仕様は変わっていない)のサンプルが完成したのが2020年の始まりの頃でこれが事実上のスタートだったような気がする
ちょうど店を会員制に変えたりそもそもコロナ禍となってしまったりとドタバタする中でようやく・・・
今回が初のフルラインナップでのコレクションとなる
現在も定期的には Aria や他のメンバーとも時々メールをするけれど、基本的には完全に自分の中でもこのブランドの方向性のようなものが見えているので(ある意味ではこのブランドはその普遍性から逆説的に期間限定ブランド=僕のお店と同じように時限的ブランド でも良いかとも思っている)断片的にイメージソースやデザインを共有しながらこれからも続けてみようかと思っている
先に書いた通り、下敷きはある程度共通だけれど完全にそれぞれのオリジナルパターン、仕様なので僕の(日本)場合は独自のミシンを使っての オーバーロックステッチ仕様、ユニセックスフォルムだけれど基本的には自分の店と数軒のディーラー(そういう意味では日本代理店的役割)の販売をメインを考えているのでサイズ感はあくまでメンズ中心(44や逆に50というサイズも需要があれば作ることは可能だけれど)に考えている
* 今回のコレクション以前から数軒だけ代理店契約的に以下ショップ様でも展開しております
(今回のコレクションオーダーの有無は各店さまへお問い合わせください)
・・・
僕(ウラノ)のブランドであり僕のブランドではない
そんな不思議な立ち位置のブランド
今までライブでは少しこの内容を話したことがありましたが今回のコレクションに先立ちブランド概要としても書いてみました(大体伝わったかな?)
明確な説明機会も作らずにほぼフライング状態でスタートを切ったブランドにも関わらずこの3年余りの間驚くほど店の中では市民権を得ており、今ではすでに確実に人気ブランドとなった
それはきっと僕のデザインというよりはよく出来た下敷き+僕が個人的にとても気に入ったというのが大きな要因のような気もしているし、これは不思議なことだけれど生産自体は日本で縫っているのにちゃんと海外の匂いが漂っている(消えない香りのようなもの)のが理由かな
実際に着用してもらえれば不思議なほどに垢抜けるデザイン性(下敷きありきとはいえ自分を褒めよう(笑))と抜け感のあるムード感は本当に病みつきになる
決して主張は強くないけれどそれでいて心を掴む
ショップとしてもそういったブランドを探してもいたところだったのでまさしく救世主的な存在にもなった
特に春夏(今回のコレクション)に特化していてそのマテリアル(これも僕が選んでるけど最高!)によって本当の意味で「カッコつけながら快適」というスタイルが具現化出来る
スポーツウェア的な機能性素材ではないけれど、ちゃんとカッコいい(「E」)ままに生地自体が持つ通気性や着用快適性、それでいて無限的にカッコいいことの大切さが大きな鍵となっている
ぜひとも
今一度この記事(全然その後更新出来ずに申し訳ないけど)を読んでみて欲しい
このブランドの象徴的な素材でもあり、この素材と出逢っていなければ(選んでいなければ)このブランドの匂い感を出せなかったかもしれない
朽ちていく美しさ
これは僕自信が全てを手掛ける Thee Old Circus でもセレクトブランドでも共通の普遍的テーマ
それを具現化させるためにいつも生地選びの原点となる
今回ファブリックアイテムでは別のテンセルレーヨンエラスタンの限定生地も追加しているけれど、やはり原点はこちらのリネンレーヨンエラスタンがあってこと
そういった意味ではぜひまずはこの素材での1着に触れてもらえると嬉しいなと思うし、上の方で紹介、リンクなど貼っておりますが「無料生地ブック」は大切だとも思っています
購入、予約の可否に関わらず素材の良さをブックを通して(もちろん実際のアイテムになるとまたイメージは大きく変わる=良い方に変わる)でも感じてもらえると思っているし、その為に作ったモノでもあるから
基本的なアウトランのデザインは本当の意味での 無機 と呼べる
シンプルな外観でありながらも奥深い縫製への到達点や細部バランス
一見してイージーでラフ
それでいて実にクールでライトなアイテムたち
新型パンツとして採用された #2 シルエット
ジョッパーズのようなフォルムラインが特徴的ですね
驚くほどのキックバックの良い生地なので捲り上げれば 7部丈のパンツとしてもそのまま使えます(便利で2度以上美味しいね)
個人的にはどうせ買うなら迷いなくセットアップにする(それぞれのアイテムはどれでも良いと思っているけど)
今回の新作で圧倒的に今支持が増えているのがこの7部
そりゃ最高よね
バランスが良い 使い勝手も良い
パンツと色揃えでって方が多いかも?(単品なら単純にデニム類とも相性良さそう)
まぁ無敵
本当の無敵
迷ったら最初はこれのセットアップがオススメ
ジップのフーディ 袖を捲れるから年中着れる年中着ちゃう
今までは圧倒的にフーディ人気だったけど今回は急にシャツ人気が復活!
うれしい(単純に僕が今年はずっとこのシャツ着てたから)
どの色にしてもどっちの素材でも確実にハズレなし
そう、「ハズレなし」
これ、Wir Lineal の特徴かも
こっそり「水玉」のインナー活用
シレッとこういう部分でスタイルって差が生まれるって思ってる
さらっとネック部分からもタンクトップのラインが出るのもこの2枚レイヤードの大きな特徴(Tシャツのネックが少しだけ「広め」の設計だから)
いいね 素敵 最高
あー・・・欲しい
今すぐ欲しい(笑)
自分でブラッシュアップデザインを組んでおいて我ながら超絶よく出来たと思ってる
こっちのサンプルが46サイズで
こっち48(まぁどちらも極端に見栄えには関係ないかも)
色の好み・・・どっちもいいな
インナー使いも考えると2色あってもいいかもね
ここから基本「セットアップ」のイメージ写真
まずはブラック
基本のパンツに
シャツ
激推し7部
無敵パーカー・・・
この感じでいろいろなカラーで
どれもこれもいいですね
もうカラーバリエーションの宝庫過ぎてどの組み合わせが1番だなんて決めきれないです・・・
着用バランスなどはサンプルサイズ46や48が混じっているので悪しからず
言葉での説明が足りない箇所も多いのでぜひライブと合わせてご覧ください
素敵な世界観
朽ちた妖艶の世界
ぜひ楽しんで頂ければ嬉しいです